自宅療養終了

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前回「実家の片づけ」について書きました。草と格闘し二日間の夏休みの心の記憶と、これから先の想い・・・。
道の駅で果物をどっさり買い、地元のワイン、クラフトビールを買って楽しみました。少々無理やり楽しみを盛り込みながら和歌山の夏を満喫して『夏休み』と称して帰って参りました。

嫌な予感

それはなんだか嫌な予感で始まりました。
草抜きで疲れたのであろうと思い込もうとしましたが、戻ってから次の日も疲れが取れず

  • 倦怠感
  • ザラっとする喉の痛み

こんな症状が訪れました。
もしかしてコロナ感染?
夫に訪ねてみましたが、彼には症状なし!そうね・・・草抜き頑張ったの私だし!私は疲れたんだと一旦は思い直す。

コロナの症状で上げられるのがのどの痛みですが、私が感じたのは風邪の時の痛みとは少し違い、喉と肺の間辺りがザラッと痛いんです。語彙力、表現力に乏しく情けないのですが、咳も最初は風邪の咳と変わりませんでしたが、急に肺から重い咳に変わった感じがしました。咳の質が変わった時「コロナ」だなと思ったのです。次に微熱が出て徐々に熱が上がりました。

行動

コロナかもしれないと思いはじめてからの行動です

  • 会社に連絡、指示を仰ぐ
  • かかりつけ医に電話をする

会社に行くことは無理をすれば出来た感じの状態でしたが、ほぼコロナだろうと予測がつきましたので、電話で報告したところ、受診して結果報告して下さいとの事でした。これはマニュアルとして社員に徹底周知され、健康な時から初動は決まっていました。

次に受診。かかりつけ医に電話をすると予約が取れました。車で行き、予約の時間になったら電話をする様に指示がありました。問診や検査は車に居ながら行われ、お医者さまや看護師さんが何往復も車とクリニックを行き来して下さると言う具合。本当にお世話になりました。その日は私の車を含めて3台駐車場に停車。続けて問診や検査をするのではなく患者一人に対する行程をそれぞれ繰り返しクリニックに戻る…。暑い日でした。本当に大変なお仕事です。かかりつけ医に相談できて、検査もしていただけると言う安心を一本の電話で引き受けて下さった事も感謝でした。発熱外来と言っても、かかりつけ医もなく、電話も繋がらないとなればどれだけの不安だっただろうかと思いました。

結果

10分ほどで検査結果が出て、結果『陽性』でした。受診した日を1日目として10日の療養。軽症という事で自宅療養となりました。10日分のお薬を頂き、保健所に提出して下さる書類のため問診して下さりお会計。会社にも報告。上司から『お大事に、可哀想になぁ〜』という言葉を頂きました。会社でも感染者が増え、人の手配が大変なところ申し訳ない気持ちで一杯でした。優しい励ましの言葉に感謝して10日療養しましょ。

経過

高熱が出たのは3日。38.5℃。インフルエンザの様な悪寒がなくて、これで終わるならまぁまぁ軽症。そう思っていました。10日中の半分は、家で元気に過ごせるのでは、、、。そう思っていたんです。が!!37℃前後の熱がずっと続く。咳が出て夜眠れない。平熱が35.8℃なのでまぁまぁ怠くてしんどかったです。解熱剤を使えば下痢をする。3日目で3キロ痩せる(こんな痩せ方は、直ぐに戻りますが)。咳止めで蕁麻疹が出る。4日目からは全部の薬をやめて自力で治す方向へ転換。

療養中の生活

幸い家族に感染者が出なかったので、洗濯や簡単な掃除はしてくれましたので助かりました。けど、ご飯!!料理ができる人が居ない。自分が生き延びるための食糧は私が感染したと連絡して会社から戻る道すがら、ささっと購入して来ましたが(レトルトカレーとか、ラーメンとか)病の私が食べれる様なものは何ひとつ無かった。トホホ。その上、ワインパーティーを企画していたのでワインが届き冷蔵庫は満員。3キロ痩せてしまったのも回復が遅いのも、ちゃんとした食事が出来なかったせいだと思っています(笑)優しい友人達は、買い物を手伝ってくれると言う温かなメッセージをくれましたが、調理人が居ない!今回ほど自分が二人欲しいと思ったことはありませんでした。少々台所に立てる体力が戻ってきても、家族に感染させずにいようと思えば私が調理をする訳にいかないのですよね。ここが、コロナと通常の病気との大きな違いだと痛感しました。なので本当に10日間の食生活の惨憺たる経験で、伝えることや備える事が明確になりました。

回復期

このブログが投稿される頃には職場復帰をしていると思います。明日から仕事と言う晩に、この記事を書いています。書きたい事が色々あって、休養中に書けたら記事もストックしていきたいと思いましたが、書く体力が10日の間に戻って来ませんでした。横になりながらInstagramの投稿に良いねをしたりするのがやっと。そして10日のアウトプット休憩を自分で決めました。思えば、稚拙な文章や写真を投稿し始めて何年か経ち、止まる事なく次の事を考えていていつも頭がぐるぐると忙しかったのです。私はストックできないタイプで撮って出し。鮮度が命。唯一の取り柄とも言えるし、推敲できないと言う欠点もあります。ひとつ前の記事を投稿しようと思ったら感染がわかったので保存しました。それに手を加えて復帰第一号投稿。そして再びアウトプットしていく気持ちを決めてこの記事を仕上げています。感染の状況も経過も、私の記録です。けれどもどなたかの目に触れて、今はしんどいけどちゃんと働ける様になるのね、とか3日でいつもと同じと言う人もいれば、丸々10日かかる人もいるのね〜と目安にして頂ければ幸いです。私自身が療養中に感じた事や、もっと生活を整えていかなくてはいけないと感じた事はまたこの場に残したいと思います。お役に立てれば私の10日も無駄じゃなかった。周りに感染者も増えています。あなたの周りに手助けが必要な方もいると思うのです。こんな時こそ、愛あるサポートを私も今度は出来る様になりたいと思いました。『愛は行動』以前私にこの言葉を教えてくれた人がいました。今、あらためて心に刻みました。

おまけ

この10日で1番美味しかったものは、自家製梅干と南関あげで作ったにゅうめんです。やっと台所に立てる!そんなに食欲は無い。そんな時、この世にこんな美味しい物があるのかしら?と思うレベルの美味しさでした♡お素麺は切らさない様に在庫しておこうと決めました。そして乾燥タイプの油あげの『南関あげ』今日のキャッチ画像に昇格です!私を救った梅干しは手作りのさしす梅。私を救った物は私の手が作り出したものでした。ストックするべき物は、しんどくても食べられる物、作れる物です。体が元気でないとレトルトのカレーも、ご飯もお粥ですら匂いが気になり食べられませんでした。感染者も増え続けています。あなたは明日体調不良だったら何が食べたいでしょうか?弱った時にしか見えないことがたくさんあります。健康について、暮らし方について、持ち方について考え直す良いきっかけを頂きました。もっと身軽にシンプルに!心は回復期傾向!休養時間を頂いて感謝でした。ありがとうございました。皆様もお気をつけ下さいね。

坂田真奈美

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