乾燥豆は食べたい!でも戻すのが面倒だと思っている方に朗報です。
魔法瓶(水筒)を使えば簡単に乾燥豆を戻して使う事が出来ます。今回は戻した豆でカレーを作ってみました。
簡単で美味しかったのでご紹介致します。
寝ている間にお豆を簡単に戻してくれるのは魔法瓶!
私はお豆が大好きなのでよく料理に使います。一番美味しい戻し方はは蒸す!ですが、そうするとお豆をまず水で半日以上戻した後に蒸すので、方法は難しくありませんが少し時間がかかります。
家族も少なくなり、使う分量も減ってしまった今の生活に合う方法が魔法瓶を使って戻すと茹でるを両方一度にやってしまえる方法です。
魔法瓶・・・いわゆる水筒ですね。
息子たちが少年野球をしていた頃に活躍した年季の入った水筒。何度か処分してしまおうかと思ったのですが、まだ保温機能は現役で中は綺麗なので何かの時に使えるかと思いしまっておいたものです。
夜、乾燥豆を使いたいなと思ったら朝に準備をしておけば、魔法瓶の中でお豆がじわじわ柔らかくなって私の帰りを待ってくれます。
古い水筒が今は調理器具のひとつなって活躍してくれる様になりました。
魔法瓶で乾燥ひよこ豆をゆでる方法
- お湯を沸かしておく
- 水筒に豆を入れる(水筒の容量の半分くらいが目安)
- お湯を水筒の半分くらいまで注ぎ、蓋をして揺らし豆を洗います(水筒の保温効果を上げる為でもあります)
- 一旦、お湯だけ捨てます
- 再び沸騰したお湯を水筒に注ぎ入れます(水筒の九分目位まで)
- 蓋をして水筒を寝かして(横にして)8時間ほど放置します
☆お豆の種類や新鮮度により、仕上がりが随分違います。上のメモは新鮮なお豆を使った時の目安です。
•出来上がりまだ硬い様なら、お湯を捨て再び熱湯を注ぐを繰り返して下さい。
•今回のひよこ豆は、私に忘れられていて戻りが遅かった為、2回繰り返しました。
乾燥ひよこ豆で豆カレーを作るレシピ
200gの乾燥ひよこ豆を戻したので、今回は半分冷凍。そして半分を使って豆カレーを作りました。(今回は黒いひよこ豆を使用していますが白いひよこ豆も同じ手順です)
少し残っていた豚肉をミンチにして、味見をしながら作っていくと美味しいカレーが出来たのでご紹介しましょう。
材料
- ひよこ豆 乾燥時 100g
- 豚肉 80g(ミンチ)
- たまねぎ 1/2個
- カットトマト 200g
- にんにく麹 大匙1 (なければにんにくと塩小さじ1)
- 生姜 ひとかけ
- ホワイトペッパー 少々
- カレー粉(メーカーにより違うので使われるものの表示を目安にして下さい)
- ローリエ
- お好きなスパイス
- 鶏ガラスープ素素 大匙1 (ブイヨンキューブでも0K)
- ココナツシュガー (砂糖でも、はちみでもOK)
- ココナツオイル (なくてもOK お好きなオイルで)
- 赤ワイン1/4カップ(なくても・・) なければ水
今回、またまた使ってしまいたいココナツオイルとココナツシュガーを入れてみるとトマトの尖りが無くなり一気にまろやかに仕上がったので、ココナツオイルのチカラも再発見しました。
作り方
- たまねぎ、しょうがはみじん切りにしておきます
- フライパンで胡椒をした豚肉を炒めます
- 豚肉から、水分が出て、次に脂が出てパチパチと音がしてきたらにんにく麹、生姜、玉ねぎを加え蓋をして玉ねぎが透明になるまで加熱する。
- スパイス、カレー粉を入れて炒める。美味しい香りが出るまで炒めます。
- ワイン(水)を入れて粉をのばす。
- カットトマト、ひよこ豆を加え、鶏がらスープの素を入れて20分ほど煮込みます。
- 味を調えます 酸味が強ければ 好みの甘味を加えて下さい
- 仕上げにココナツオイル!
1.たまねぎ、しょうがはみじん切りにしておきます
2.フライパンで胡椒をした豚肉を炒めます
3.フライパンで胡椒をした豚肉を炒めます
4.スパイス、カレー粉を入れて炒める。美味しい香りが出るまで炒めます。
5.ワイン(水)を入れて粉をのばす。
6.カットトマト、ひよこ豆を加え、鶏がらスープの素を入れて20分ほど煮込みます。
7.味を調えます 酸味が強ければ 好みの甘味を加えて下さい
8.仕上げにココナツオイル!
まとめ
食材の中で乾物は上手に使っていきたい物の一つですが、下準備が億劫でなかなか使いきれないと言う方が多いのではないのでしょう?私もそうでした・・・。
ひとつでも手数を減らして植物性タンパク質の豆類を食卓に取り入れる、少しのヒントになれば嬉しいです。
カレーに入れてしまえば豆臭さが苦手な方にも、食べて頂けるかもしれませんね。
発酵ソムリエ 坂田真奈美
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