丹毒と言う皮膚炎を患い、辛くて不安の数日を過ごしました。
記録がどなたかの参考になればと思い書いてみたいと思います。
丹毒という病気の概要
丹毒とは、皮膚の最も浅いところにばい菌が入り感染する病気です。
皮膚に痛みを伴い光沢のある隆起した赤い腫れが広がります。
高熱、悪寒、全身の怠さを伴います。
丹毒の症状
私の場合は耳から症状が出始めました。
- 耳が痛くなり赤くなる
次第に腫れて熱を持ち首筋まで痛くなってきました - 発熱する
怠いと思っていたら急に熱が上がりだし、平熱35.8℃の私が38.5℃! - 節々が痛くなり インフルエンザの様な全身の痛みと悪寒
日曜日だった為、病院へは行かずとりあえず我慢。
しかしながら、悪寒、節々の痛み、両耳が痛いので全然眠れないのでした。
寝ても起きても辛いとはこの事と実感しました。
受診①
月曜日に、かかりつけ医である耳鼻科で受診しました。
- 耳の中は綺麗なので大丈夫
抗生剤と塗り薬を出すね~ - 節々が痛くて高熱・・・。インフルエンザかもね。
(この日インフルエンザの検査は陰性) - 前日より耳の赤みは増し、一部隆起してミミズ腫れになっていましたが
そこは触れられず
帰宅して、昼食後薬を服用しましたが、数時間後には左の頬が腫れてきました。
不安でしたが、ただ投薬治療で様子をみるしかなかったので(思考も停滞)痛みと戦うのみ・・・
受診② セカンドオピニオンは大切
日曜から発病して4日目の水曜日。
一向に快復に向かわないのでセカンドオピニオンすることにしました。
ここでもまず、耳鼻科・・・。
朝一番にネットで予約しましたが64番目。
順番を確認しながら、病院へ行き診察してもらえたのは 12時前。
問診の結果と皮膚の腫れをご覧になり
「これは皮膚科ですね。丹毒じゃないかな。軽い皮膚炎なら当院でもお薬処方
できるけれどここまで重症だと、すぐに皮膚科に行かれることをお勧めします。
長い間待って頂いてこんな時間になって申し訳ありませんが。」
との診断で皮膚科に急ぎました。
ギリギリ滑り込みセーフ(ごめんなさい)と思いましたが
「完全予約制でございまして・・」
午前診は無理でしたが、午後3時の予約を入れて下さいました。
診断はやはり「丹毒」
全身症状も良くないので入院して点滴治療した方が良いですね。と、近くの総合病院を
紹介して下さいましたが金曜日まで空きベッドが無いので金曜日まで投薬治療を続けることに
なりました。
*最初の耳鼻科で頂いたのが抗生剤セフゾンと頓服のカロナール
↓
*オーグメンチンに抗生剤を変えて頂きました
すると熱が37.5℃まで下がり、その夜始めて眠ることが出来た気がします。
金曜日に再度受診しました。
入院の段取りもつけて下さっていましたが、熱が下がりだしたので自宅で安静にできるなら
投薬治療で快復に向かえそうだねと、自宅治療を続けています。
この写真の時は薬が効いて37.5℃になり落ち着いてきたところ。
ピークはもっとグロテスクで公開NG!
段々耳から腫れと痛みが消えていき、10日目の今は頬の赤みが残る程度に快復してきました。
倦怠感は続いています。
始まりは花粉症?
数年前から花粉症になり、鼻水もですが目や耳が痒くて痒くて・・・。
いけないと思いながらも手が耳を触る。家では勿論清潔な綿棒ですが
無意識に仕事中も耳を触っていたんだと思います。お客様からお預かりする「お金」を
触って、その手で指や爪で耳を触る・・・。
直接の原因はこれかな~と思っていますが定かではありません。
まとめ
年齢による体力の衰えもありますが、去年の夏にコロナに感染してから明らかに体力が落ちています。
免疫力低下・・・。
疲れ過ぎない工夫が今よりもっと必要だと実感しています。
お酒も控えて・・・笑
そしてセカンドオピニオンの大切さ!
私には手放せない常備薬がある為、三ヶ月毎の通院が必要でかかりつけ医は命にかかわる大切な存在です。ですが今回の病院→病院→病院で 本当に重篤な数日を我慢で乗り切った事から病院選びと
セカンドオピニオンの必要性を実感しています。
今回で得られたことは、良い耳鼻科と皮膚科に出会えた事です。
2番目に受診した耳鼻科は「皮膚科に行った方が」と、方法を教えて頂いただけですが
モニターで私にも確認出来る様に耳の中を診て下さり「中は綺麗で心配ありません」と最初の病院でも言われた事ですがなぜか説得力がありました。初めての出会いでも「信頼」できることもあるのだと思いました。
耳が痛いが始まりだったので「耳鼻科」に拘りすぎたのも長引かせた一つの原因!こだわりは捨てよ!
季節の良い4月の初めから病欠・・・。トホホ感が一杯ですが「休養」が大事だと神様からのメッセージだと思ってあと数日、自宅治療で大人しく過ごしたいと思います。
写真は庭のハナミズキ
ちょっとだけ庭へ出てカメラで撮ってみました。植物がこんなにも慰めになることを知ってしまったので
これからは普段の水やりにも、もっと愛情を注ごうと思いました。
寒暖差激しい今年の春。皆様もご自愛下さいませ。
坂田 真奈美
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