毎日の食卓にお気に入りのデイリーワインと美味しいご飯があればほとんど幸せです。マリアージュを少し意識して醤油麹に漬け込んだポークソテーとピノノワールのご紹介。
今回は、私の好きな発酵調味料のひとつ、醤油麹の作り方も書いてみたいと思います!
和食にも中華風にも醤油麹は大活躍!
昨日は醤油麹を揉みこんだ豚肉のソテーを作って、お気に入りのピノノワールと合わせてみました。フライパンでさっと焼くだけ。手軽なのに甘辛さが絶妙。昨日は生姜焼き用の豚肉を焼きましたが、もう少し厚みのあるものならもう少し時間を置いて使用するとお肉も柔らかくなります。鶏もも肉でも美味しいですよ。
仕上げにブラックペッパーを振って!!
じっくり時間をかけて味が変化していくものが好きです。熟成・発酵・そしてワイン。手持ちの手作りの発酵調味料を使って作る料理は、簡単に味が決まり、日本酒にもワインにも合います。また仕上げのオイルをごま油に変えたり、オリーブオイルにすることによって同じ素材で作った料理も変化を起こせます。そんな楽しみ方が家庭料理の醍醐味です。
醤油麹の作り方
麹 200g
醤油 400g
麹とおよそ倍量の醤油
①ステンレス鍋に麹を入れて、麹がかぶるくらいの醤油を入れます
②軽くかき混ぜてたら蓋をして温度とタイマーをセット
※ヨーグルトメーカーや電磁調理器なら55℃で8時間
③おやすみなさい
塩麴や玉ねぎ麹、甘酒、にんにく麴。色々作りますが 材料や分量によってヨーグルトメーカーと
ステンレス鍋×電磁調理器の保温機能とを使い分けています。
臭いの残るもの、醤油麹やにんにく麹を作る時はステンレスの鍋に材料を入れて、電磁調理器を使用しています。保温55度で6~8時間。時々かき混ぜたり、香りを楽しんだりしますがあとは道具にお任せして出来上がりを楽しみにおやすみなさいです。
夜にセットして朝には仕上がる。電磁調理器と言う魔法使いが、時間と温度を担当してくれています。
発酵道具を使わなくても、時々かき混ぜながら2週間ほど常温で作る事ができます。発酵は本来そういうものです。が、、。今は生活スタイルに合わせて魔法使いの手を借りて簡単に発酵調味料を作っています。
何よりの利点は失敗が無く、温度さえ管理出来れば美味しい醤油麹が出来上がります。
出来上がった醤油麴の使い方は色々です。
●そのまま、お刺身やお豆腐にかける
●肉や魚の下味に使う
●仕上げのコク出しに使う
美味しい麹と醤油の味が出来上がりの味に左右しますので、お好きな醤油で作ってみて下さいね。
マリアージュを意識するきっかけはBecause,wineとの出会い
Instagramに投稿している中でBecause,wineとご縁があり、アンバサダーをさせて頂けることになりました。
ブログの更新を目標にしている私ですが、発信のプラットホームはInstagramがほとんどの日々でした。写真を撮るのが好きな事と日々の食を楽しむあれこれを投稿するのが楽しくて。
ワインの知識など全然ない私でしたが、「知れば知るほどワインは美味しい!」オンラインでワインの豆知識や、マリアージュのことを学ぶ事ができました。素敵なアンバサダーさんと知り合う事も出来て、とってもラッキーな一年だったと思います。
ワインのご提供を頂いて、お友達とワインを一緒に楽しむ機会を下さったことに感謝しています。
発酵調味料とワインがよく合う
上質なデイリーワインのBecause,wineと家庭料理のマリアージュに良い仕事をしてくれるのが、自分で作った発酵調味料のラインナップ。
ワインも葡萄を発酵させて、時間をかけて美味しくなるもの。麹を使って発酵させて調味料で調理されたものは
「醸す」仲間同士で良い調和が生まれるような気がします。
今回はピノノワールと醤油麹の組み合わせでしたが、さらに色んなマリアージュが楽しめるとワクワクしています。
発酵ソムリエ 坂田真奈美
コメント