今年初めての梅雨が咲きました。小さな庭に植えた野菜や花々が雨上がりに太陽を浴びて瑞々しく美しいです。一瞬で散りゆく露草も夏椿も、凛として鮮やかに輝きを放ちます。人の一生も限りあるもの。私らしく、あなたらしく生きていけると良いですね。
最後の時を思い浮かべますか
願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ
西行法師の辞世の句
大きな病いを抱えることでもなければ『明日、自分が死ぬかも』などとは思わないかもしれません。
ぼんやり いつかは命は尽きる…そんな意識さえ持たずにいるかもしれません。私もそうでした。
私にとっての生前整理
終活。
聞き慣れた言葉ですね。「亡くなる前の準備」と思われがちな生前整理。
昨年、生前整理アドバイザー1級を取得しました。
ぼちぼちと こちらで 「生前整理」について 書いていけたらと思います。
私にとっての「生前整理」は、今を 楽しむ為の 人生の棚卸し。
不要な物や 心配を手放してこれから続く未来を 軽やかに生きる為の作業。
そして私も、まだまだ整理中です。
写真整理は記憶の記録!
生前整理の講座のカリキュラムの中に写真の整理がありました。
アルバムを開いてみて自分の大切な写真を選んでいく……
この作業で 私は再生しました。
大げさかもしれませんが「両親から こんなに愛されていた」こと。
古いアルバムの写真のキャプションは、母が書いた ひと言ひと言。
愛情を受けとるのと同時に、確固たる自己肯定感も得る事ができました。
ベストショットアルバム
たくさんのアルバムの中から、お気に入りの残したい写真を数枚選んで小さなアルバムを作りました。もし今、私が死んだらこの中のお気に入りの写真が『遺影』になるでしょう。
遺影写真を撮ろうと言うと重々しい話題ですが、ご両親や大切な方と「ベストショットアルバム」作りなら、思い出話に花が咲いて素敵な時間になりますね。
最後に
「ベストショットアルバム」は、小さな小さな自分だけのアルバムです。
発酵ソムリエであり、生前整理アドバイザーでもある私と、近い未来、一緒に「ベストショットアルバム」を作りませんか?準備が整ったら、お誘いさせてくださいね。
発酵ソムリエ 坂田真奈美
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